建築コンセプト

代表取締役 水野豊秋

代表取締役 水野 豊秋

たとえば「住まい」のように、
やすらぎを感じる、
居心地のよい空間をつくる。

これまで住宅をはじめ、マンション、工場、オフィス、学校、体育館、教会、福祉施設など、幅広い建築に携わってきました。ある特定の分野しか設計できない建築家、設計事務所では、自分自身がおもしろくないという思いもあり、あらゆる建築に挑戦する熱意と柔軟性を持ってきたこと。あらゆる建築に挑戦できる技術と知識を積み重ねてきたこと。そして、だからこそ画一的にはならない発想とデザインで新たな建築を生み出してきたことが、ヤスウラ設計の強みです。

ヤスウラ設計の建築の基本は「住まい」にあります。住まいは生活の拠点であり、家族の成長や、社会の変化に応じて、長く住み続けることのできる建物でなければなりません。住む人の精神的な豊かさを育む住まい、家族の絆を育む住まいを理想としています。

家を建てることは、自分の生き方を考える機会になります。今後、どう生きていくのかを見直すこともできます。施主の意見や要望をすべて聞き、対話から人生観、価値観を感じ取ること。その上でニーズを整理し、提案し、実現することで、施主とともに家づくりを楽しみたい、そして、施主の要望にあった空間や機能を、表面的につくりあげるだけでなく、なぜそう考えるのか、原風景までたどりついて満足度を高めていきたいと思っています。

それが、オフィスであっても、学校であっても、あらゆる建築に対して「住まい」に共通する考え方で、やすらぎを感じる、居心地のよい空間をつくることがヤスウラ設計の建築の基本となっています。

建物は、社会資本の一部であって、個人や民間の建物であっても公共性があり、地域のコミュニティに寄与すべきだと認識しています。美しいデザインが街の景観をつくり、一本の植木が四季を語り、心を潤します。マンションであれば、住人が交流するための共用のスペースがあって、コミュニティを形成することで、地域がつながり、人がつながり、生活が豊かになっていきます。建物というハードが、家族の絆や地域の絆に強く影響するということを、建築を通して広く伝えていきたいと思っています。

建築の魅力は、想像した建物がカタチとなって現れるところです。それが施主の望むものであり、施主に感謝されたとき、はじめて最高の喜びになる。その喜びのために、ただひたすらに建築の仕事をする、それは、これからも変わることなく続いていく、ヤスウラ設計の日常です。

Profile プロフィール

代表取締役 水野 豊秋 Toyoaki Mizuno

  • 1978年 日本大学生産工学部建築工学科 卒業
  • 1978年 株式会社ヤスウラ建築設計事務所 入所
  • 2000年 株式会社ヤスウラ設計代表取締役 就任